自分でブログを始めようと思いたったとき、WordPressは避けて通れません。
しかし、初心者が一からWordPressを立ち上げるには、「サーバーマシンの用意」「ミドルウェアのインストール」「セキュリティ設定」「WordPressのインストール」など専門的な作業で大変な労力が必要となります。

そこで、WordPressに特化したサーバーをレンタルすることで、簡単に短期間でWordPressを使ったブログを始めることができます。
この記事では、レンタルサーバーの契約からブログが書けるところまで、実際の画面を元に説明していきます。

何もないまっさらな状態から、wpXクラウドを利用してWordPressのブログを立ち上げることができる

利用するサービス

エックスサーバー(XSERVER)のwpXというサービスを利用します。

エックスサーバーというのは、ブログを書いている人に人気のレンタルサーバーです。
そのなかでもwpXは、WordPressに特化して高速化・セキュリティ設定が行われています。

今回は月額500円から始められる「クラウドプラン」を使います。
ちなみに無料お試しが14日間あるので、手軽に試すことができます。


wpXクラウド料金

2019年1月時点の料金表です。

グレードによって料金が異なります。
画像など保存できるデータのサイズや、ネットワークの転送量によってグレードが違います。
これからブログを始める人は「グレードA」で十分でしょう。
最初は安く始められて、後から拡張(グレード変更)ができることが、クラウドプランの最大のメリットですね。

wpX申し込み手順

  1. wpXのページにアクセスして、「wpXクラウド」のバナーをクリックします。
  2. wpXクラウドのトップページで、「新規お申し込みをする」をクリックします。
  3. お申し込みの流れページで、「お申し込みフォーム」をクリックします。
  4. 規約等の内容を確認後、下部に移動して「同意する」をクリックします。
  5. 「エックスサーバー」との申し込み間違いの注意が表示されます。
    今回はwpXに申し込むであっているので、メールアドレスを入力して「確認メールを送信」します。
  6. しばらくすると入力したメールアドレス宛てに、確認メールが届きます。
    手順に従って先に進みます。
  7. 希望するサーバーIDを検索します。
    このサーバーIDを元に初期ドメイン(https://www.malife.net/ のようなブログURLの最初の部分)が自動生成されます。
    通常は後で独自ドメインを契約すると思いますので、自分に分かりやすい文字列で良いでしょう。
  8. 必要事項を入力して、先に進みます。
  9. 入力内容を確認して、「会員登録を確定する」をクリックします。
  10. 完了画面が表示されます。
    しばらくすると入力したメールアドレス宛てに、会員登録完了メールが届きます。

以上で契約の流れは完了です。

wpX管理パネルログイン

  1. 会員登録完了メールに記載のURLから、メールアドレスをパスワードを入力して管理パネルにログインします。
  2. ログインに成功すると管理パネルに遷移します。
    サーバーの設定準備をしている旨のメッセージが表示されたら、準備完了メールが届くまで待ちましょう。
    (私の場合は1時間ほどかかりました)

独自ドメインの追加

ブログに利用する独自ドメインを取得しておきましょう。

こちらで同じエックスサーバーのサービスであるXdomainで取得する手順を紹介しています。
「ネームサーバーの変更手順」まで完了しておいてください。

  1. 管理パネルの左メニューからドメイン管理>ドメイン追加設定に移動します。
    ドメイン追加設定ページに遷移したら、ドメイン追加タブから「他社管理のドメインを追加する」をクリックします。
  2. 取得したドメイン名を指定して、「Whois認証」を選択して「ドメインの追加(確認)」をクリックします。
  3. 内容を確認して「ドメインの追加(確定)」をクリックします。
  4. 完了のメッセージが表示されたら、つづけて「追加したドメインにWordPressをインストールする」からWordPressをインストールします。

WordPressインストール

  1. 下記の例を参考に各項目に入力して、「次へ進む」をクリックします。
  2. 確認画面が表示されますので、「確定(WordPressをインストール)」をクリックします。
  3. しばらくすると完了メッセージが表示されます。
    表示されている管理ユーザーとパスワードを控えておきましょう。

WordPressダッシュボードログイン

  1. 管理パネルのホームに戻り、下部の「インストール済みWordPress一覧」の「ダッシュボードへ」をクリックします。
  2. WordPressのログイン画面で、先ほど控えておいた管理ユーザーとパスワードを入力してログインします。
  3. ログインが成功するとダッシュボードが表示されます。
  4. 以下のようなページが表示される場合は、まだインストールが完了していません。
    しばらく時間が経過したあとに再度アクセスしましょう。

独自SSL設定

WordPressを利用できる状態になったら、セキュリティを高めるために独自SSLを設定しておきましょう。

  1. 管理パネルの左メニューからWordPress管理>WordPress設定に移動します。
    WordPress設定ページが表示されたら、セキュリティ設定>独自SSL設定の「設定」をクリックします。
  2. 「独自SSL設定の追加」をクリックします。
  3. 「独自SSLを追加する(確定)」をクリックします。
  4. しばらくすると完了メッセージが表示されます。

    以下のようなエラーになった場合は、まだサーバーの準備が完了していません。
    しばらく時間が経過してから再度実行しましょう。

最後に(料金の支払い)

以上でWordPressが使える状態となりました。
あとはお気に入りのテーマやプラグインを導入して、「投稿」から早速記事を書いてみましょう!

なお、料金の支払いは、wpX管理パネルからできます。
お試し期間が終了するまでに支払っておきましょう。

  1. 管理パネルの左メニューで契約管理>決済関連>料金のお支払いに移動します。
    「サーバーご契約一覧」でレンタルサーバーの左にチェックして、「お支払い方法を選択する」をクリックします。
  2. 料金と期間が表示されますので、支払方法を選択して支払います。